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2014/03/19

プールでひと泳ぎ



とんとんとん、

机を人差し指で叩く。
それだけで、
普段やらないことをやる、というだけで、
すこしたのしくなる。

たのしい気持ちは、渇いたこころに水を遣るようなもの。

人間も、光合成をする植物と同じように、
たのしい、をじぶんでつくりだして、
じぶんの栄養にすることができるのかもしれないね。

普段聴かない音楽を聴く。

構築されているすべての部分に意識を向ける。

管楽器の息継ぎ、木琴、大きな太鼓、シンバル。

メロディーの切れる、その意味。
そのフレーズを奏でる楽器の選択の意図。
音符の集団が流れていくその速さ。

そこにあるべくして、あるもの。

そういったものに目を向けて(耳を向けて)聴くと面白いです。
それを今度は自分が作り出そうと試みることも。
オーケストラ演奏のお話。

会いたい人がたくさんいるのは、

ほんとうに、ほんとうに、
めぐまれていることだと、思います。
しあわせなことだと、思います。
どうもありがとう。

からだと

こころと
じかん
そう、じかんがキーポイントです

とけいにまどわされてはいけない


ついでに

眠気にも
まどわされてはいけない


2013/03/17

お手上げ


わにバートでやる曲のデモを録っている。
吐きそうになるまで食べ続けてしまう。
あしたは起こしてくれるひとがいるからと朝まで起きて用事をする。
寝不足でなんだかいらいらして他人に当たってしまう。
気持ちがわるいね、
すこしローテンション。

5月に、だいすきなヒョットコとスプリットで音源を出します。
それぞれの新曲と、お互いの曲をカバーした曲と、
それから4人で何か演奏したものを収録します。
うまくいけば5月22日の、ツーピースのイベントから販売できる予定です。

スケジュールが詰まっていて息も詰まりそう。
ただでさえ不安定のに、これ以上はよくないな。
よくないとわかっているのに止められないし止まらない。
たぶん生きているかぎり。
そういう性分だから。
支えてくれる大人が必要だ。

でもやるしかないのもよくわかっている。
やるのは自分しかいないこともよくわかっている。

いまは誰にも弱音を吐けないから、
ちょっとつらいだけです。


ちょっと落ち着こう。

2013/02/07

喪失





わたしの全部を葬送しようと決めたので

ことし一年をつかって葬儀をします


どうぞあざやかに遺却して

きれいさっぱり忘れてやってね



「殺す」のではなく


「死んだ」ものとして処理する行為が必要




そこに

いのちなんてものはなく


うまれたときから死んでいる




そう

この日々は

そのための準備期間



大袈裟に感じることもなく


ただ そのまま

受け止めれば良い




いまから

四月と六月が来れば

すこしは先が見えているかもしれない

(なにかが変わるかもしれない)


あのひとのなまえを呼ぶことも

すこしは考えてはいるけれど



きっと

現実にはならないだろう





死ぬために生まれてきた子どもたち



たとい忘失したとて


亡失はせぬ






約束さ







このいのち、果てる前に



すべてきちんと供養してやる






2013/01/11

自戒


去ったり去られたりが彼のまわりにもきっとあるのだろう。
わたしの棘はわたしの一部分になった。
借りていた本を読み終えた。

幼いころの想い出と一日の大半を過ごす。
いつも情けなくてなみだがでそうになるのだけれど、
もう、これからは泣いてはいけないような気がした。
記憶をたどって、ここはどこ、だれとなにをした、なんて思い出す。
それでもついていけないほど、景色はおぞましいはやさで変わっていく。
良くも、悪くも、変わっていく。
わたしも気がつかないうちに変わっていく。

嫌いにもなれないし、憎みきれないし、
必要以上に愛せないし、それが血なのだろうと思う。

見てみないふり、いつだって。
おせっかい、親切、
ふと我に返ると、鬼のようだ。
自分のことにしか生きていない、畜生だ。

生温いお湯からはもう脱出しなくては。

2013/01/08

疾患


いつのまにか指の皮膚の裏側に、茶色い木の棘が刺さっている。
じわじわと痛みが来る。

流行り病ではありませんが、自分の弱さに辟易する。
それでも、立ち止まることは、つぎに動き出す力を出すための大事な時間。
喪失することで獲得しつづける――正しく。
その通りであります、閣下。

ちっちゃな鼠がちゅうちゅうと、泣いている。
手錠を掛けられた夜鷹が空を待っている。
やさしい鼠。こちらをみて微笑む。

この棘はいつ、体の外へ出ていくのだろう。
その瞬間を、わたしは見ることが出来るのだろうか。
ずっと夢のなか、と思えば、ずっと夢のなか。
終わりはまだ来ない。
きっと終わりなんてない。
あるのはこころだけ。
存在するのは、自分だけ。

この痛み、早く絶って仕舞いたいな。

2012/07/09

ゆかい

家に帰ったらチョコレートのケーキがあったよ、ゆかいゆかい
きょうはとてもおもしろいひとに会ったよ、ゆかいゆかい

なんだかぼやぼやとした日をすごしてしまった、ゆかいゆかい
爪の先の黄色が剥がれてきているね、ゆかいゆかい
図書館の本の返却日がすぎてしまった、ゆかいゆかい
誰かと会ったときは、かならず誰かに会えていないんだね、ゆかいゆかい

きみはどうやってもわたしになれないよ、ゆかいゆかい
わたしはどうやってもきみになれないよ、ゆかいゆかい

後悔なんてあとから誰かにさせておけばいい、ゆかいゆかい
自分はつねにここにいればいい、ここで自分でいればいい、ゆかいゆかい

そんな狂ったことばっかり考えているのかい、ゆかいゆかい
夢見が悪いのを人のせいにしちゃいけないね、ゆかいゆかい

下着が汚れている、ゆかいゆかい
赤い跡が残っている、ゆかいゆかい
明日が誠実に来ると思っている、ゆかいゆかい

この染みが消えないように、
または1の次の数が2であるかのように、
または海辺の少女が身を投げるかのように、
なにひとつ確実な事のないこの世の中で自分以外を信じている、

ゆかいゆかい。


他人のことなんて知らないし、明日のことなんて知らない。
ゆかいゆかい。

自分のことなんて知らないし、昨日のことなんて知らない。
ゆかいゆかい。

すこし肌寒い。
これを君は暑いと言う。

けれど、たしかにしあわせで、ゆかい。



じーっとよく見ているとかゆい、かゆいに見えてくるね、ゆかいゆかい

2012/03/23

瑠璃色

恋なんて馬鹿らしい。
ひとを好きになるって、心底馬鹿らしいんだ。
だから、相手をよく選ばなくちゃいけないし、
恋してる自分をいつでも自制できる状態じゃないといけない。
なにが正しいなんて本当は無いんだけれどね。
(そしてたまには抑えられない気持ちを楽しんだりする)
けれどそれは、遊びじゃないと面白くない。
本気で嵌ると、泥沼になってしまうよ。

恋愛の良さなんて、恋愛から離れてはじめてわかるんだろうと思います。
わたしなんかが、あまりこういう話をするものではないね。
ただ他人の恋に対してあれこれと口を出したり、お説教をしだすなんて、
本当に、年を取ったなあと、反省しました。

痛い目をみないと、わからないひとはわからないだろ。
でもその痛い目が、取り返しのつかないことになる可能性は、
自分が思っているよりも十分ある。
そして、いつだって泣くのは女です。
(泣くだけで済めばいいけどね)
痛い目をみても、わからないひとはわからないものね。

いろいろな、ひとを好きになる、というかたちがあるから、
自分は自分の相手に感謝していい関係を育んでいけたらいいですね。
そんなこと言ってる時点でもう恋なんかじゃないですけどね。
恋愛の相手とは、いつだって愛憎裏返し。
恋は馬鹿らしいけれど、素晴らしくもあるよ。
ひとを好きになるのだって、そうですね。

何言ってるんだか。
おやすみなさい。