2014/04/28

バッドトリップ11号


バッドトリップ11号、というタイトルは
高校生のときに書いた文章からとっていました。


たとえば机に向かって椅子に座って
そこから一歩も動いちゃいけない時があって
そんな時にあなたに会いたくなったら
私はどうすればいいの?
人はあまりにも弱くて一人では生きていけないね

たとえば隣で喋ってる人もあんたもわたしも
うるさいから 邪魔だから
そんな理由で殺されるってことが
あるかもしれないね
髪の色を変える日はくるのかしら?
あたしはあんたが欲しいよ
それ以外何もいらない それ程愛しくない
そこまで愛してない あんたが欲しい でもいらない
きらいだ うそだ どうでもいいや
みんな死んでしまえ 馬鹿みたいだ 死んでしまえ
なんて馬鹿なんだ 気付かないことって
あんたが欲しい でもいらない
人は弱くても強い振りをするんだね くそみたい
少し肌寒いから てめえは黙ってて
私を止めないで うっとおしい 静かに狂いそうだ
そんなくだらないことはない バッドトリップ11号

そもそもグッドトリップなんてあるのかしら
写真を撮られたあたしとかその時間は止まらないもの
一日を区切るために時間があるのなら
それはなんてくだらないことだろうか
あたしはただ生れて死ぬまで生きるだけだ
それなら生きる意味はない よくわからない
今まで人生のどこまで生きたかなんてわからない
生きる時間は限られてるの?
あんたが邪魔だ あんたがほしい 耳に穴を開ける日はきたよ
夢見がち自己実現 煙草の匂い
なんにもわからない 視界のはしっこを泳ぐ虫達
欲望 帰郷 生きる必要はない 理由なんてつまらない
川を渡りたいんだ 橋を作りたいんじゃない
海を渡りたいんだ 船を作りたいんじゃない 向こうへ行きたい
人は弱くても弱い振りをするんだね よろこんで
うたをうたうよ 天国部屋で
私は止まれない くすぐったい 静かに夢をみるよ
そんなすばらしいこともない
バッドトリップは失敗
私は帰れない もう戻れない 戻らない


書きなぐっている紙の質感まで、
わたしは覚えています。
教室の片隅で、机に伏せりながら、書いた歌詞。
感情がすべてを支配していた時代。

そういう記憶の切れ端を、
回収していこうと思います。
もう、14歳から、14年経ちました
そろそろ、良いでしょう。

バッドトリップは失敗、
わたしは帰らない、戻らない。



突然ですが、ブログを新しくしました。
どうかひきつづきご高覧くださいますよう。


長らくのご愛顧、ありがとうございました。



2014年4月28日

0 件のコメント:

コメントを投稿