2012/10/04

くっきーのつづき


撮影2日目の、10月2日。
夜中にそんなんだったために、朝起きても体がだるくて、
まえの日のお天気を
「たぶん、わたしが晴れ女やから晴れてん☆」
と調子にのって言ってしまったせいか、
はたまた恐怖の大魔王の呪いのせいか、
体調がここまで…!というほどの不良っぷりを発揮。

もはやこれまで、撮影もできるのかしら…。
と不安になりながらも、とりあえず休養させてもらいました。
ふえ~ん 情けないよう~…
とか思いつつもボルタレン(強烈痛み止め薬!)のおかげで超爆睡!!

「箪笥くん来てくれたよ~」
とさりーちゃんに起こしてもらった瞬間、
『やらねば!』と思い、あきらめないことを心に決めました。

よーし、やるぞー!やるのみ!!
きょうも箪笥くん、きてくれたし、がんばるぞ!!

起きたのがもうお昼すぎになっていたので、
さいきんすっかり短くなっちゃったお日さまの関係で、
外での撮影を優先することに。
肩も足も出すドレスに着替えて、
長ズボンとダウンジャケットをさらに身に着けて、
季節まちがってるひとになりつつ荒川土手へ。
荒川にメインとサブがあるのなんて知らなかった…。


よおーっくみると、
とおくにツカイツリーが見える…。

「あそこが自殺の名所だよー」
「あっちはおばけが出るよー」
との説明をうけながら撮影。

とちゅう、おなかいたいせいで、
こわい顔しちゃったらどうしよう、って思ってたんだけど、
箪笥くんと『マジカルバナナ』をやってたら
3人とも大爆笑でした。

あと、さりーちゃんに『ことわざクイズ』してたら、答えに困っててかわいかったです。


荒川土手を走ってゆくさりーちゃん。
青春してるね!イエイ!



川沿いに野良猫ちゃんがいて、
箪笥くんがめっちゃなつかれてた!
さすが猫ばっかり撮ってるネコメン!

初対面の猫と仲良くなる方法も
おしえてもらったよ!!
これでわたしもネコウーメン!

一旦家に帰って衣装替え。
こんどはダウンジャケット着てても、
そこまでおかしくない衣装だったのでよかった。

家の近所にあるかわいいアパートで撮影。
風に遊ばれながら、つらいポーズでパシャパシャリ。
ふとももと足がつりそうだったよー

この撮影は、けっこうシックで大人しいイメージだったんだけど、
ピンクのパニエが超蛍光カラー&MY金髪が超派手で、
どんなふうに撮れてるかがちょっと心配…。


帰宅してからまた着替えて、今度は部屋での撮影。
わたしが準備しているあいだに、箪笥くんがいっぱいご飯たべさせてもらってた。
ほんとよく食べるな~!作るほうも作りがいがあるだろね!
また機会があったらうちにもご飯たべにおいでにゃ~
(大阪・東京間じゃあなかなかむずかしいかもだけど…)

部屋での撮影・第一弾は、化粧品のコマーシャルみたいなイメージで。
さりーちゃんとふたりで「No more rules!!!!KATE!!!!」て叫びながら撮影。
これもまたさりーちゃんのテンションが上がっててたのしかった!
箪笥くんが照明を手伝ってくれて、ほんとにいい仕事してくれてました。
このへんからわたしも調子が出てきて、モデルさんなりきり度がアップ。
恥ずかしいけど、たのしみにしててね!

次の衣装に着替えてまた撮影。
箪笥くんがもう行かなくちゃな時間になっちゃったんだけど、
ギリギリまで残ってくれて、ほんとに助かった!!

撮影場所や、照明のアイデアまで出してくれたり、
重たい荷物を運ぶのもお手伝いしてくれたり、
撮影のあいだや着替え&メイクのあいだもずっと待っててくれたりと、
箪笥くんがいないと成り立たなかったくらいでした!
ほんとにありがとうね~!

残りのショットと、もうひとつ、着替えて撮るぶんは、二人で撮影。
箪笥くんがいなくなってちょっとさみしくなりながらも、
「モデルさんとカメラマンがくっついちゃう理由がわかる」っていう話をすると
さりーちゃん、照れててかわいかった…。

なんかね、撮影しているあいだ、
すごいはやさで信頼関係ができていくのを感じたんだ。

シビアな環境のなかで、自分のことを「いいね!」って言ってもらえると、
ふつうにほめてもらえるのの100倍くらい、うれしいし、
これがプロでもっときびしい世界だとしたら、
きびしさも、うれしさも、もっともっとなんだろな、って思ったの。

わたしとさりーちゃんは、もともとお友だちだから、
もともとある程度の関係があるけど、
なにもない状態で、自分も不安がいっぱいで、
そうやって撮影に挑んでほめられたりNG出されたり
(NG出されることでほめられたときのうれしさがもっとになるんだろうと思う)、
そりゃあイケメンカメラマンだったら好きになっちゃうわ!
っていう内容のおはなしでした。

いま考えたらなんの話してたんだよ!って思うけど…。
モデルをやってみた、率直な感想なのでした!

で、話はもどって、
いよいよ最後の撮影も終わって、
「時間!やばい!」ってなりながら荷づくり。
お部屋のお片づけをさりーちゃんにまかせっきりで本当に申し訳なかった…。

赤羽駅まで送ってもらって、改札こえるまでがまんしてたなみだが、
改札こえたら洪水のようにあふれだしてきちゃって、
電車をまってるあいだも、おいおい泣いてしまいました。
3日間ずっといっしょにいてたんだもんね、
すっごくすっごくさみしくて、どうにかなりそうでした。

泣きながら電車に乗って携帯をみたら、お友だちから
「なす子が東京に来てるんならひと目でもいいから会いたい!」
っていうメールが…。


あと1時間でバス乗っちゃうよー!!

どうなる!?なす子!?



つづく





うそん、
まだつづくの!!!?????






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