きみは何を思ってこの世を去ったんだろう。
もう識ることは出来ない。
きみの遺した作品に触れることしか出来ない。
ここにあるのに、もういない。
どういうことだろう。
おかしな話しだね。
わたしは生きている。
みんながあなたを観ていた。
あんなにたくさんの人たちが、
あなただけを観ていたのにね。
どうぞ時計を止めて。
真っ赤に鳴る街から逃げよう。
鼻水が止まらないです。
はやく病院に行きたい。
ひとのこころはどうして変わっていってしまうんだろう。
そんな簡単な関係だったのかしら。
たくさんの時間を一緒に過ごしたって、
あなたのなかにわたしはいないのかしら。
腹なんて立たない、ただすこし、かなしいのと、さみしいの。
ふたつ、まぜっこです。
それに立ち止まらないわたしは冷たいのかしら。
誰かをわすれてしまったわたしは冷たいのかしら。
そんなことを昔、言われたな、なんて思い出した。
言ったひとのことももうわすれかけている。
まばたきを三回するあいだに。
それはよくないことなのかしら。
わすれたぶん、またあたらしいあなたに会えるのに。
あたらしい今日、あたらしいわたし、あたらしい発見。
まっさらの、あたらしいものって、わくわくするから、だいすきです。
たまに、こわくはなるけれど。
どうってことない。
もっと内側をみなくちゃ。
中に中に、入っていかなくちゃ。
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